京都で更年期、冷え性、低体温を治す【漢方錦】

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京都で更年期、冷え性、低体温を治す③【漢方錦】

2020/11/07

冷え性,低体温を漢方薬で治す③

冷え性を漢方薬で治す方法、続きます。

 

●血虚

先ずは血虚の症状を確認しておきます。

血虚とは、「血」が足りないこと。「血」の量そのものが足りない。

漢方の言う「血」とは、女性ホルモン、ビタミン、ミネラル、たんぱく質など栄養を含む。

爪が白い、目が疲れる、筋肉が釣りやすい、手足のしびれ、髪の毛がパサつく

肌が乾燥する、肌が荒れる、月経量が少ない、月経周期が長くなる(遅れる)

 

〇血虚受寒

血虚のため寒邪が体表部に取り付きやすくなる。冷えが入りやすくなる。

手先や足先が特に冷たい。しもやけ。

 

◎漢方薬を服用して治療する方法

「血」を補う漢方薬と、温める漢方薬を服用します。

 

〇血虚+水滞

実は、日本人はこのタイプがものすごく多い。

私のお店で見ていても、9割の方が「血」が不足し、

「水の停滞」つまり、体の中に水たまりを持っています。

むくみやすい。むくみは顔や下半身が多い、めまい、頭重感、肩こり、腰痛、足腰は冷える

貧血、下腹部痛、下痢しやすい、生理痛、生理は遅れやすい。

 

◎漢方薬を服用して治療する方法

「血」を補う漢方薬と「脾」を丈夫にして「水」を排泄する漢方薬を服用します。

 

 

〇血虚+瘀血(おけつ)

「血」が不足すると「血」は流れが悪くなります。

流れが悪くなり滞った「血」は「瘀血」と言います。

「血」が流れていかないところは冷えます。

瘀血を持った人もかなり多く見られます。

「血」は不足し、「血」が滞り、「水」も持っている。

これが現代の女性の体の状態の真実です。

冷えと同時にどこかに痛みがあります。腰、膝、手の指の関節、頭痛、生理痛

生理の時に血の塊が出る、シミができやすい、目の下のクマが気になる.血管が目立つ。

 

◎漢方薬を服用して治療する方法

「血」の滞りを取り除く漢方薬と「血」を補う漢方薬を服用します。

 

 

〇気滞

「気」の滞りは、現代ではほとんどストレスが原因になります。

「気」が滞ると「血」も滞るので手先や足先が冷えます。

なぜかというと「気」というエネルギーが巡っていないためです。

『気』と「血」は一心同体と考えてください。

首こり、痛み、特に側面部、肩こり、痛み、片頭痛、

生理前に乳房や腹部が張る、痛む。手先足先が冷える。

張りや痛みが出やすいのが特徴です。

 

◎漢方薬を服用して治療する方法

「気」を流す漢方薬を服用します。

*「気」が不足しても、「気の停滞」は起こりますので、「気」が不足している場合は

「気」を補う漢方薬を服用します。

 

 

まだ続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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